Vol.2 フリーランス美容師の7割は大失敗する!※その根拠は〇〇
✳︎もくじ✳︎
【フリーランス美容師の7割は大失敗する!
※その根拠は〇〇】
コンビニエンスストアよりも多いと言われている美容室、年間で約10000店舗が新規開業している中、年間8000店舗が廃業・閉店していると言われる昨今、独立を成功させる!というのはとても難しいことなのです。
セルフ・ブランディングが出来ていない!
1.『セルフ・ブランディング』とは?
最近よく耳にする「セルフブランディング」という言葉をご存じですか?
「セルフブランディング」とは、一般的に個人がSNSなどでメディア化・プロモーションすることだと言われています。
現在多くの人が、SNS上で「セルフブランディング」を行い、プロモーション活動を行っていますが実際には、なかなか結果に繋がらない方々が沢山いらっしゃいます。
その理由は、「セルフブランディング」の意味の履き違えてるからなのです。
例えば、映えを意識した”カッコいい自分作り”や”誰が見てもオシャレな美容室作り”は、あまり効果がありません。
いわゆる万人ウケを狙ったものは結果として特徴があまりないので、印象に残らず、他と同じ平均的な評価を受けやすくなります。
本来の自分自身の”個性”や”らしさ”を隠してしまうことで、不自然にもなってしまいます。
ここで言う「セルフブランディング」とは”個性”や”自分らしさ”であり、いかに自分にしかない個性や特性を強調していくのか?が大切になってきます。
個性や特徴はその人のアイデンティティ、価値観、人との交流など様々な要因で作られていくものです。
2.SNSでのセルフブランディングとは?
Facebook・Twitter・Instagramが日本3大SNSと言われていますが、総合すると国内で約9,300万人以上ものユーザーがいると言われてます。
勿論、それでも全人口のおおよそ2/3であり、その中のすべてがヘビーユーザーと言う訳ではないと考えられます。
かつてない程、人々はSNSでの繋がりを求め、情報を探しているのも現実で、美容師という職業柄で考えると必要なものではないでしょうか。
近年、美容業界では”フリーランス”が話題となり、へサロンに属さない美容師が増えています。
フリーランス美容師は、自分の腕一本で勝負できるので、自分スタイルを貫きたい美容師は、挑戦しやすく、今の時代にマッチした働き方と言えます。
ただ、どこにも属さず看板をなくして一から個人で営業するには、”集客””宣伝”と言う大きな課題が課せられます。
3.『SNSを活用したセルフ・ブランディング』
『集客』という言葉の意味合いは【来店したお客様にお金を使っていただく】という部分が強いと思いますが、SNSを活用して人を集めようと思うとまず、SNSアカウントそのものに人を集める必要があります。
決してフォロワーが全てではないのですが、ある程度は興味を持ってくれる方・ファンになってくれる方が必要です。
そういったファンがついてくれないことには、SNSからの来店は難しいと言えます。
Q.例えば、あなたが誰かのSNSをフォローする時、どんなアカウントをフォローしますか?
Q.そして実際にお金を払ってでも、そのインスタグラマーなどに会ってみたいと思いますか?
SNSを見るうえで、『興味ある』『面白そう』『活動がすごい』『共感できる』など、そういった感情が必ずあると思います。
つまり、そう思ってくれる人をいかに増やしていくかがポイントになります。
自分自身や自分の店に対して
【興味ある、面白そう、すごそう、共感できる】と思ってくれる人たちは、
”あなたのブランド”に価値を感じてくれ、お金を払ってでも『行ってみようかな』と考えて足を運んでくれるわけです。
SNSを活用して集客をしようと思ったときに、1番重要になってくるのは、”何をブランドとして確立させるか?”ということです。
集客力がない・リピーターがつかない
売上を確保し、美容室・サロンの経営を継続させていくためには、集客力が重要となります。
美容師として雇われていた時にはあまり関わることがなかった方も多いでしょうが、独立すると自分で何とかするしかありません。
技術に自信があっても、インテリアや接客にこだわっていても、集客力が無ければ何の意味もありません。
最初の集客戦略で、チラシを作ったりクーポンサイトへの打ちだしなどを行うかと思います。
しかし意外にもお客様は集まりません。そう甘くはないのです。
逆に言えば、それしかしていないから集まらないとも言えます。
美容室・サロンのホームページ作成・オープン前からSNSで呼び込みをする・マイビジネスなど、お金をかけなくても出来ることも沢山ありますが、なかなか気付けないものです。
勤めていた美容室・サロンの顧客を呼ぶのは基本的にはNGが多いと思います。
しかし事前に連絡先やSNSで通じていれば、来店していただける可能性が高まります。
そういったコツコツとした地道な作業が集客に繋がることも数多くあります。独立を考えたときかから、長い目で見て経営戦略や準備をしなくてはなりませんが、美容師さんは経営の素人です。
とにかくお客様を呼ぼうと、クーポンサイトで大きく割引をしたり、キャンペーン割引をしたり、その時は集客があっても、通常料金になるとお客様は来てくれません。
値段で来たお客様は値段で離れる。これではいつまで経っても客単価が下がり、売上確保もできません。
こうやって集客力がなく売上が確保できず、失敗してしまうことはよくあることなのです。
お金を貯められない・自己資金が足りない
家族や親戚、友人知人などから出資を協力してもらう方もいらっしゃいますが、なかなか頼みづらいものです。
平均的に1,000万円前後かかると言われている開業資金。融資を利用するとしても、そのうち少なくとも約200~300万円程度は自己資金で用意しておくのが理想です。
1.自己資金を貯める
まず1つ目は自己資金を貯める方法です。
毎月お給料からコツコツと開業資金を貯めて、いよいよ目標金額を達成した時の喜びはひとしおではないでしょうか。
融資を受ける場合でも自己資金の有無で審査の判断が分かれるので、開業資金の一部は必ずきちんと自分で貯めておきましょう。
2.日本政策金融公庫から融資を受ける
2つ目は日本政策金融公庫からの融資を受ける方法です。
日本政策金融公庫とは、一般の金融機関の保管を旨としながら、国民生活の向上に寄与することを目的とした政府出資の金融機関です。
国が100%出資しているため、一般の銀行融資よりも金利が低く、原則、無担保・無保証人で融資を受けることができます。
取引実績がなく融資の受けにくい創業時でも、比較的融資を受けやすいのが特徴です。
融資を受けるためには、申し込みをした後、審査を通過しなければいけません。
まず融資の申し込みにはいくつか条件があります。
・開業予定地の仮押さえをする
・自己資金を用意する
・事業計画書を作成する
これらの条件を満たし、融資の申し込みをしましょう。
また、審査では返済能力を判断されるため、以下のポイントはしっかり押さえておくことをお勧めします。
・自己資金がある
・税金や公共料金の未納や滞納がない
・金融商品の返済遅延をしたことがない
・創業計画書、事業計画書がしっかりしている
・面談で厳しい質問をされても真摯な態度で臨む
日本政策金融公庫のサイトには、創業者向けに創業前から創業時、創業後までの支援情報が掲載されています。
創業の手引きには事業計画の立て方も載っており、業種別に創業計画書の記入例なども用意されていますので、初めて開業する方でも安心して準備ができます。
融資を受ける場合は、しっかりと計画を立てて審査に臨みましょう。
個人事業主としての勉強不足
資金準備不足
開店時に手持ち資金・融資金額をごっそり入れ込む方のお話もよく聞きますが
手元に運転資金の準備がない方は今いとどよく考えてください!動かせる現金は手元に500万前後は持っておくと安心です。
本職・営業スキルは勿論ですが、事業主となるためのスキルも必要になります。
まずは「会計」は必須です。自分で事業をする以上は避けられません。どんな個人事業主も、2〜3月の確定申告からは絶対に逃げられないです。
きちんとした税理士さんにお願いする、または
多少、できる方は、会計ソフト を利用したりしても良いかもしれません。
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