Vol.9 美容師が生産性を上げるための必須アイテム
✳︎もくじ✳︎
【美容師が生産性を上げるための必須アイテム】
生産性の問題は美容業界ならずと特に日本でも深刻な問題です。
日本人は働きすぎ。。
サービス業はG7の中でも最下位です。
サービス業に関してはアメリカのやく半分。。。
生産性を上げましょう!
少子高齢化による労働人口の減少により、日本政府から提言された「働き方改革」に象徴される社会的な時短要請。
美容室においても、経営継続やサロンの成長を図る上で、スタッフ、従業員一人ひとりの生産性向上は、もはや不可欠になってきました。
ペーパーレス(紙カルテ廃止)電子カルテの導入
政府も推奨している、ペーパーレス化。
美容室では、顧客情報を電子化する事で時間もコストも短縮しながら、売上アップのための強力な武器にすることができます。
是非、あなたの美容室でも業務の効率化と再来店に繋げる接客力アップのためのツールを「紙から電子化」へ進めてみてくださいね。
サービス業に従事する方々にとっては、お客様に対応する時間を減らすわけにはいきませんが、無駄な時間を無くし時間を効率良く使うということは非常に重要なポイントです。
これをペーパーレスの仕組みで実現することができるのです。
例えば美容室、美容院、エステサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロンなどの美容サロンでは、
お客様の来店情報や施術履歴などの顧客情報、売上情報、毎日の申し送り事項など、スタッフ同士の情報共有や、管理する人間が遠隔でも情報を確認するということは多いですよね。
今回は、そういった情報を電子化して管理するメリット、ペーパーレスでの情報管理について考えていきましょう。
美容室で、保存・管理すべき情報で重要なものは、顧客情報でしょう。
顧客情報は、カルテに残しますよね。顧客の基本個人情報や施術履歴、購入履歴、予約履歴などを記録していきます。
この顧客のカルテを電子化し、「電子カルテ」にすることで、以下のようなメリットが生まれます
「電子カルテ」のメリット
文字だけでは伝わりにくい内容も写真と共に残せる
印刷コストを削減でき、紙に印刷しないのでカルテの劣化もない
クラウド保存すれば、顧客情報やカルテ内容など電子化されたデータは半永久的に保存できる
いつでもどこでもスマホ、iPad、パソコンがあれば顧客情報を閲覧、確認できる
セキュリティ対策ができる
「電子カルテ」のデメリット
ITに不慣れな人には使いづらい
利用端末の経年劣化、ネットワークの通信状況に影響される場合がある
全ての情報を電子化できない場合もある(ただし、最初からシステム化されているものを利用していれば問題ありません)
顧客情報管理ををペーパーレス化=電子化させていくには、このようなデメリットがあるのも事実です。
IT苦手意識を持たれる方も少なくないでしょう。だからこそ、分かりやすく使いやすい顧客管理システムを導入する必要性があります。
顧客の電子カルテに残す情報が多く、うまく管理できるとどのようなメリットがあるでしょうか。
それは、ずばり「顧客満足度アップ&安定売上」に繋がります。
自動精算機の導入
今回は、美容室のセルフレジについてお話させて頂きますが、まだこの美容室でのセルフレジ(精算)を導入している店舗は非常に少ないです。
ただ私個人の所感としては、今後美容室でも自動釣銭機などのセルフレジを設置する店舗が増える日も近い将来あるのではないかと考えています。
理由は3つ
1.自動精算機を導入することで、釣銭間違いを防ぐことができる
2.業務終了後のレジ締めの精度が上がり、かつ時間短縮化ができる
3.セルフレジ形式の場合、お金の受け渡しの必要が無くなる
という点があげられます。
3に関しては現在のコロナ禍でのお話になってしまうかもしれませんが、ただ今後も衛生面で気になされるお客様は一定数存在するようになるかもしれません。
牛丼チェーン店の松屋などの大手だけでなく、個人でやられているラーメン店など食券券売機は広く普及しています。
こちらもまだ美容業界では広く普及はされていませんが、券売機で当日されるメニューを選択されて効率化を図っているサロン様もあったりされます。
Posシステムの導入
オートシャンプーの導入
オートシャンプーには数多くのメリットがあり、それらだけを見ると「導入しない理由はないのでは?」と感じる方も多いかもしれません。
しかしながら、オートシャンプーにもデメリットはないわけではなく、導入に際してはそれらに関しても把握しておく必要があります。
続いては、オートシャンプーをサロンで導入した際に生じるかもしれないデメリットをみていきましょう。
「オートシャンプー」のメリット
スタッフへの負担も大きかったシャンプーの施術を自動化できるオートシャンプーには、
作業の効率化ができること、スタッフの違いによるサービスの質に差が生じることを防げるなどでメリットがあります。
「オートシャンプー」のデメリット
導入費用が掛かる
導入費用が高くなりがちであることは、サロンへオートシャンプーを導入する際に生じる大きなデメリットのひとつとして挙げられます。
オートシャンプー本体の値段は機種によって異なりますが、60~80万円程度のものが多いです。なかには100万円を超えるものもあります。
サロンへオートシャンプーを導入する際には総合的な費用対効果を算出する必要があるといえます。
効率性を上げることなどを目的としてオートシャンプーを導入する場合、
人の手でおこなう場合に比べて部分的に施術の質が落ちる可能性があるという点は留意しておきましょう。
その一方で、オートシャンプーには導入費用が高額になりがちな点や
細かな部分をしっかりと洗えないことがある点などでデメリットもあり、
導入に際してはメリット・デメリットの両方を知っておくことが大切です。
以上のことから、導入を検討する際には、まずは資料請求や無料体験サービスなどを利用し、
人気機種のランキングなども参考にすることをおすすめします。
まとめ
ペーパーレスを徹底して電子化することで、顧客カルテ・来店周期なども
一元管理する事により、一人一人により良いサービスがタイムリーに出来ます。
人手不足や技術不足と嘆いてるよりも、自動精算機やオートシャンプーなどを思い切って導入する事で、新たな活路が見出せるかもしれません。
より良いサロンワークを目指しましょう!
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