Vol.90  【Z世代のお客様】コロナで売上が減っている?それは理由でない!

Vol.90 【Z世代のお客様】コロナで売上が減っている?それは理由でない!

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コロナでZ世代のお客さんが減っている?

 

 

売上が減っている?という声をよく聞きますが、

 

 

それは、間違いです。

 

 

今回は、コロナで売上が減っている?そんな理由ではない!

 

 

その訳を紹介します。

 

 

1美容室の現状とZ世代の現状

 

 

 

コロナ禍で、美容室に行きづらくなったり、

 

 

Z世代の来店の人数が少なくなった美容室も多いと思いますが、

 

 

現状はどうでしょう。

 

 

特にトレンドの情報に敏感なZ世代も

 

 

美容室に行く回数は減っているのか?を調査しました。

 

 

(現状)

 

 

コロナの影響で、美容室へ行く回数に変化がありましたか?

 

 

という問いに対して、

 

 

なんと55.8%、半数以上のZ世代が『減った』と回答したという結果になりました。

 

 

理由としては、不要不急の外出を自粛するためや濃厚接触を避けるという観点から、

 

 

美容師とのマンツーマンの接客を避けるため、という理由が多く見られました。

 

 

(未来)

 

 

コロナの状況が続く、または、今の生活サイクルが定着すると、

 

 

コロナが落ち着いたとしても、

 

 

美容室へ行く回数は減ったままになる可能性もあります。

 

 

よって、Z世代の来店の人数が少なくなった美容室の実感と

 

 

Z世代の来店頻度の現状は相違はありませんでした。

 

2来店頻度と美容室にかける金額は比例する?

 

 

 

 

(現状)

 

 

コロナでZ世代のお客さんが減っている?

 

 

という声をよく聞きますが、売上も減っている?

 

 

それは、間違いなのです。

 

 

先ほど、「半数以上のZ世代が、コロナの影響で、

 

 

美容室へ行く回数が減った」という結果がありましたが、

 

 

美容室で1回にかける金額に変化はあったのでしょうか?

 

 

美容室で1回にかける金額に変化はありましたか?」という問いに対して、

 

 

なんと14%の方が「増えた」と回答しました。さらに別の調査では、

 

 

「Z世代のお金をかけたいポイント」として

 

 

「ヘアスタイル」と「髪質」を2017年から比較していくと、

 

 

2021年に「髪質」が「ヘアスタイル」を上回る結果も出ています。

 

 

(未来)

 

 

このような結果からも、トレンドの情報に敏感なZ世代は、

 

 

コロナで美容室にいく頻度は下がったが、

 

 

美容に興味が無くなったわけではなく、

 

 

むしろ、1度の美容の質を上げ、分かりやすい外見を整える「ヘアスタイル」より、

 

 

「髪質改善」を重視するZ世代が増え、

 

 

本質的な美容へのニーズが高まりつつあるのです

 

3これから美容室に求められるもの

 

 

 

1,2でZ世代の美容室への意識変化をお伝えしましたが、

 

 

ではこのような変化の中で美容室求められるものはなんでしょう。

 

 

(現状)

 

 

今でもお客様1人1人に合った施術をしているから大丈夫、

 

 

コロナで売上は下がったけど、また元に戻るからこのままで大丈夫、などではいけません。

 

 

(未来)

 

 

飲食店が宅配サービスを開始し、コロナ禍で変化し定着したように、

 

 

美容室もまた変化が求められています。

 

 

特にZ世代がメインの美容室であれば、

 

 

いかに来店頻度は少なくてもお客様に満足いただけるか、

 

 

ヘアスタイルメインではなく、髪ケアも満足なものなのかが重要です。

 

 

そこで、金額は上がるが、メニューをさらに充実した内容にする=トータルケア、

 

 

また来店頻度が少なくなっても、

 

 

髪を綺麗に保つことができるヘアケア商品をセットメニューとして告知、

 

 

お客様に紹介するなどが必要です。

 

まとめ

 

 

 

 

今回の調査で、半数以上のZ世代の方がコロナの影響を受け、

 

 

美容室に行く頻度が減っているということがわかりました。

 

 

そんな中、「1回の美容室来店でかける金額が増えた」

 

 

という方も多く存在しました。

 

 

このような結果から、これからも美容室に求められるものは、

 

 

施術の質を上げつつ、帰宅後も髪を綺麗に保つ方法を提供し、

 

 

お客さまの満足度を上げていくことが重要です。

 

 

また、トレンドの情報に敏感なZ世代のニーズは、

 

 

流行のヘアカラーの仕上がりだけでなく、

 

 

髪へのダメージが少ないカラー剤が必須となるのかもしれません。

 

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