VOL.75 美容室の店長に必要な能力
美容室の店長に必要な能力は技術力の他にたくさんある
美容室の店長になるには単に「技術力が高い」では成り立ちません。
経営力、顧客満足の向上に
スタッフ管理に販促管理等必要となるものがたくさんあります。
現在日本の美容室は20万軒を超え多くの場所に存在しています。
ですがその中で廃業となる美容室もあり、
その数は年間8000軒弱とされています。
その中で「選んでもらえるお店」にするにはどうしたらいいのか?
お店の経営に大きく関わる
店長に必要な能力とはどんなものなのかを紹介していきます!
✳︎もくじ✳︎
①経営力をつける「勉強」って?
店長=技術力が高いだけでは美容室運営はできません。
店長として美容室に立つのに必要なものは
【経営力が必須】となってきます。
大きく経営力と言っても何をしたらいいのか?
まずは勉強する分野として
分析力、数字の把握、顧客管理、課題点などがあげられます。
・分析力
お店側からの見方はもちろんですが、客観的に分析する能力が大事です。
お店を出店するにあたっても単に出すのではなく、
美容室のコンセプトやターゲット層などしっかりと決めておくことで
オープンしてから色々な場面で迷うことなく判断することができるでしょう。
開業してからもこう言った分析力は必要なので、営業利益率、リピート率など
全体的な美容室のお金の動向分析力も把握していくのが大切です。
・数字の把握
経理的視点をもつことも大事です。
店長は美容室を任されている立場ですので金銭管理もしっかりと行います。
お店の支出/収入、毎月の率もきちんと把握することで
運営していくにあたってどこに投資していけばいいかも明確にわかります。
美容室自体店舗数も多いので、
見つけてもらうにあたり口コミメインのサイトに登録するのか、
無料のSNSツールを利用するのかなども
予算をしっかりと組み立ててしっかりと把握しましょう。
・顧客管理
顧客管理もしっかりとしていきます。
リピートしてくれているから良いと言った安易な考えではなく、
具体的な数値化をしていくことで様々な分析をすることができます。
顧客の維持管理の仕方はわかりやすく明確に。
ターゲット層や性別、年代などで絞っていき数値化し
リピート率が高い水準のままなら
その分広告費を削り余計な費用を割くことができます。
・課題点
分析が終わってからはこの課題発見力を養います。
分析した結果が△なら、◯にするにはどうしたら良いのか?
こう言った課題点を見つけては達成着地点を掲げてその課題に取り組みます。
その課題が経理面なのか、リピート面なのか、
すぐに実践できるメニューとしては接客力です。
美容室は接客業であり、
リピート率もここで大きく変わってくるので運営しているにあたって
課題点にアンテナを張ることを忘れないようにしましょう!
②顧客満足度を上げるには?
一言で顧客満足度を上げると言っても難しいと感じるかもしれません。
この顧客満足度を上げることは先述しました
「分析力」が非常に重要となってきます。
顧客が今の美容室に何を求めているのか、
どんなことを期待しているのか?接客を通して改善点も見えてきますし
SNS上なら口コミや評価からその実態を受け止めることが可能です。
以外と盲点になりやすいのがファーストコンタクトである受付や予約対応。
美容師の質を高めることも大事ですが、
ファーストコンタクトでお客様の満足いく対応ができているか、
必要な情報を伝えられているかしっかりと確認しましょう!
③店長としての自覚をもつとは?
店長としてお店を盛り上げるには、
スタイリストとしての技術力はもちろんたくさんの知識、
そして経験から学んだ細かな気配りや
気づきなど必要スキルは多く求められます。
たくさんの美容室があるので軌道に乗ることには努力が必要ですが、
店長としてスタッフも一緒に成長していくことで
長く信頼の置ける美容室として愛されていくでしょう。
【まとめ】
お店を盛り上げるには技術力以外にも身に付けるものがあります!
お店の運営力をあげて顧客満足度の高い美容室を目指して
数ある美容室の中からスタッフからも信頼され、
そしてお客様に喜ばれるお店にするにあたって
店長の多彩なスキルや知識、運営力が必ず必要となってきます!
カリスマ性のある店長にならずとも豊富な知識やアイデア、
気配りや寄り添うことなどで経営を軌道に乗せることで
人が集まる美容室になるのではないでしょうか?
どんなお店でも軌道に乗せるまで大変ですし
難しいことと感じるかもしれません。
ですが、店長に必要なスキルを身に付けることで
どんな場所でも愛せれる美容室になること、間違いありません。
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